2005年 08月 07日 ( 1 )
よもつひらさか往還
昨晩は外苑前のいつものイタリアンレストラン。お気に入りのボーギャルソンの左手薬指に、突如かがやく結婚指輪。カサゴも思わずぽかん。あ、それはオーブンで焼かれたからか。

行き帰りの電車で読んだ短編集が面白かった。今年6月に亡くなった倉橋由美子の「よもつひらさか往還」。ある青年が、謎のバーテン九鬼さんの作るカクテルを飲み、うつつと異界を行ったり来たりする話。解説の人と同じ感想になってしまってアレだが、私も髑髏小町の次の文章が好きだ。「骸骨はその2本の脚で堂々と闊歩している。その様子も気に入ったし、椅子にもたれて女らしく足を組んで話をする時の骸骨も好きだった。結婚生活をするなら、こういう優雅な骸骨とするのも悪くない、と慧君は悟った」。

私に漢詩や能の知識があったら、さらに楽しめたかな。もっともっと勉強したい。
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by bou2cat | 2005-08-07 11:36 |